
机にしまわれた書類整理をしていたら・・・
パソコンでなく輪転機(リソナグラフ)で刷り上げていた
もんのすご~く前の「マルジン新聞」が出てきました。
わはは!!!そういえばあったあった!!
と、そのあくなき記事掲載に目を奪われることしばし・・・
その当時の社長からの寄稿に
今でもうなづける文面がありましたのでちょっと書き上げてみますね。
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「創業の精神」
我社が 5年後、10年後にどうありたいのか?という夢を語り
数字を挙げていく会議を持っている。
ようやくみなの摺り寄せができ、
あとは経費などを盛り込んでいくところまでやってきた。
こんな景況のなか「夢より現実を見よ!」という考えの人もいる。
何度も言うように我社は まだ事業がすでに軌道に乗った会社ではない。
売れなくて当たり前。人材もいない。
資金にも余裕が無い。信用などまったく無い。
無い無いづくしからのスタート。
「ひまじん=マルジン」と呼ばれ
お客様の人生相談が日々だった創業当初、
その時から比べれば、確かにマルジンを愛する人材が増え
何といっても、愛して頂けるお客様という存在がある。
(資金はいつも苦しいが、この貸し渋りの時代に
銀行様にも何とかご援助いただいている。)
だからと言って、働ける範囲内で無理なく働くというのは
「義務」以上のことでしかない。
手を打たず現状に甘んじているだけでは必ず倒産する。
経営とは、日々「倒産に立ち向かう力」であると思う。
1期の決算の数字が良いからそれで済んだのでもなく、
今期目標にした数字に到達しなかったからといって
それでだめなのでもない。
「今のままでいいはずがない」という、長期計画との
理想と現実のギャップ、これこそが革新の原動力となるはずだ。
単なるサラリーマンだったら 夢なんか食えない。
夢ある社員とは
「自分がオーナーだったらどうするか?
どう夢見て、どうお客様の支持を得ていくか?」
それを考え仕事の本質を理解する者のことだ。
夢が失笑を買うほど 壮大なものでも
思い続けて、語り続けていれば
いつか近づけるものと信じている。
そんな思いのもと「夢計画」をしている。
プロの社員として、みんな一緒に夢見ていただきたい。
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その当時の社員で もうマルジンを去られた人もいれば
いまだ現役で頑張っている人もいます。
その当時の「マルジンの夢」
今も追い続けていますか??
「数字を上げる」「一流企業」「利益を出し続ける」
「目標を達成せねばならない」
あの 日本を代表する企業ですら
ともすれば「チャレンジ」を「結果ばかりにとらわれ」 間違えてしまう事もあります。
昔のマルジン社長の心意気
多分今も同じです。
そして その志を引き継ぐものも育っております。
「あなたは 〇〇という会社をどんな会社にしたいですか?
そのために どんなことをしましょうか?」
これからも 問い続けていきたいです。
今のままでいいはずがない・・・ですから。